こんにちは、荒井先生です!
これを書いてるのは、6月19日(木)です。
少し前回の記事から間が空いてしまったんですが、、
僕は至って元気なので大丈夫です!
最近はInstagramで頻繁に更新することが多くなってきて、
なかなか記事が書けなかったですよね。(はい、完全に言い訳です。お許しを‥笑)
で最近の動向はこの辺にしといて早速、本題に入ります。
6月はあのシーズンが開幕!
さて、この6月に入り出すと、ごぞっと保育園での正課体育指導の内容が一変するんですね。
これ、なんでだと思いますー?
じゃあここで10秒、時間あげるので考えてみてください。
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はい、ということで答え合わせをしていきます。
正解は、
運動会に向けての練習
が入ってくるからですね。
運動会は、普段の頑張りの成果を見せる絶好の機会。
だからこそ普段の正課体育指導の内容を変えて、
運動会に向けての練習にシフトしていくのがこの6月ってわけなんですね。
んで、ここで1つ、僕が現在、伺ってる園のお話をします。
年長組さんのお話なんですが、、、
運動会本番では全員、
「1人で逆上がり成功するぞ!!!」
という目標に向けて、今月から練習を開始しました。
実際は他にも目標を立てて頑張ってる種目があるのですが、
今回は逆上がりにフォーカスをしてお話をしますね。
上記のように運動会に向けて大きな目標に向けて動き出したわけですが、
さて、鉄棒の逆上がりを成功させるためにまず僕は何を見ていくのかというと、
現時点で1人でどのくらいまで、できるのか?
ここを僕は細かくチェックしていきます。
鉄棒の逆上がりで見るポイントとして大きく2つ。
それが、
①肘の曲がり具合
②足の上がり具合
この2点を重点的に見ていくわけです。
大きく2点をあげたのですが、
ここで具体的にどう見ていって、どう成功まで導いていくのか、僕の考えを共有していきます。
ポイント① 肘の曲がり具合
肘の曲がり具合を見る理由としては、
逆上がりをする上で絶対に欠かすことができない
”腕の力”
がどのくらい備わってるのか?
ここを見ているわけです。
逆上がりは言ってしまえば、いかに鉄棒の近くで回れるかが肝。
肘が伸び切ってると、鉄棒から一番離れてる状況で回り始めないといけないので、
最初から不利な場面を自ら作ってしまってるんですね。
これ、超絶に勿体無いです。
だから子供達にはスーパーマンみたく肘が伸びてると鉄棒との距離があいてしまって、筋肉モリモリの大人でも回れないんだよと伝えています。笑
ここでもともと腕の力があって、
肘曲げ続ける意識がないだけの子だったら、
逆上がりできるのは、時間の問題です。
何回か練習を積めば、すぐできてしまいます。
でもですね、このパターンはかなり稀です。
実情は、いきなりは肘を曲げられないのが9割です。
だってそれもそのはず、鉄棒を握って肘を曲げ続ける習慣なんて、ほぼないからですね。
だからまずやらなければいけないのは、肘を曲げ続ける意識を備えることなのです。
ではその意識を上げるために必要な練習として
「足をつけたままの肘曲げ連続懸垂」
「ダンゴムシ」
の2つがオススメです。
サラッと簡単に解説しておくと、
「足をつけたままの肘曲げ連続懸垂」については、
まだ腕の力が備わってない子に最適なトレーニングです。
なんで最適かというと、
腕の力が備わってない状態でいきなりダンゴムシをやると99%の確率で1秒も維持できず、
「やっぱ自分にはできないんじゃん‥」
と悲観して、子ども自ら鉄棒に触れる機会を遠ざけるようになります。
なので、まずはハードルを下げてあげて
「足をつけたままの肘曲げ連続懸垂」
を試してみましょう。
ダンゴムシについては、上記であげた
足をつけたままの肘曲げ連続懸垂ができてからで問題ないので焦らず、子どものペースに合わせて練習機会を増やしてください。
ザッと簡単に説明していきましたが、この練習方法を詳しく解説した動画もあるのでコチラどうぞご覧ください↓
ポイント② 足の上がり具合
また2点目の足の上がり具合ですが、これも非常に大事な点ですね。
せっかく肘が曲げられるようになって、
「よし!これで逆上がり名人じゃーーー!」
と思っても自分の体が逆さまになるくらいまで足が上げられなければ、
逆上がりはできるようになりません。
じゃあ、足が上がらないときはどうすればいいんだよ‥?
となるわけですが、その問題を解決する方法がクモさんの足上げです。
やり方としては、クモさんのポーズをしてから、
足を1・2と左右交互に足を上げる練習を積み重ねると、
逆上がりに必要な足を上げる意識と足を持ち上げるお腹の力が同時に鍛えられるので、
「この子、足が上がってないんだよな‥」と思ったら、この練習をさせてみてください。
何よりこの練習は実際の逆上がりのフォームそのままなので、子どもにもイメージがつきやすいのがオススメのポイントです。
これも詳しく解説した動画があるので、コチラも合わせてご覧くださいね↓
子どもが頑張る!=ポジティブな大人の関わり!
このように運動会で1人でかっこよく逆上がりして、成功した姿をお家の人に披露するためにただいま、絶賛特訓中なんです。
この逆上がりを頑張ってる年長さんの全体指導が終わった後、
僕は帰ろうと片付けをしていたのですが担任の先生が、
「鉄棒だけ残しておいてください!」
と言ってきました。
ん?なんでだろ?
と僕は年長さんの方に視線を向けると、給食が始まるギリギリまで子供達が逆上がりの練習をしていたのです。
そしてその横には担任の先生が補助して練習に付き合っていたのです。
僕はその光景を見たときに、この子達はどんな課題に対しても目標達成に向けて自分で考えて動けるようになるし、運動会でも良い結果が出せるだろうなと思いました。
なんでかというと、
子どもが頑張るときって決まって大人のポジティブな関わりがあるからです。
ここでいうと、
担任の先生が子供達を一生懸命、応援してることがポジティブな関わりになりますね。
こういう細かいちょっとしたことなんですが、
先生(大人)関わりって子供達に良い影響を及ぼすんです。
練習中も誰1人、嫌な顔せず「絶対成功してやる!」と意気込みながら頑張っていたし、
その結果、今まで1回もできなかった女の子がダンゴムシの体制から、
腕の力だけでクルッと回り成功してしまう脅威の場面を生み出してしてしまうほどですから。
すごかったですよ、あの熱気というか、あの良い雰囲気。
大人のポジティブな関わりは必ず子どもに伝わるし、それが頑張りの原動力になるので、本当に大事なんです。
僕もその様子を見て、改めてもっと子供達のために情熱を燃やして関わっていこうと思いました。
そんな良い出来事があったので日記に綴っておきます。
そして毎回思いますが、僕は日々、学んでばかりです。
子ども達からもそうですし、保育園の先生からもです。
もっともっと頑張ります!
明日も子供達のために頑張ります!
とういうことで今回の日記はおしまいです。
最後に、正課体操指導を導入のご相談も随時、受け付けています。
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それではまた更新していきますね!
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荒井先生は中学・高校の体育教諭免許を所持しながら教育機関に携わって14年以上、現在も運動を苦手とする子ども達に、
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これらを通じて日々、多くの子ども達と関わっています。
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