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【子どもがマット運動が苦手】苦手克服のために1番目に取り組むべき種目を解説!

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ポポ

マット運動が苦手で克服のために、何から始めたらいいか分からない…

荒井先生

マット運動は、少し間違えると身体が痛くなるし、苦手意識がつきやすい種目なんです。

ポポ

え…じゃあマット苦手克服は無理かな…。

荒井先生

そんなことはないです!

今回、お伝えする種目に取り掛かれば、苦手意識はなくなりますよ!

今回の記事では、このような悩みを解決します。

早速、種目をお伝えします。

えんぴつコロコロとは、肘を伸ばして両手を合わせながらコロコロと寝転がることです。

※これはくつろぎすぎです。笑

それでは次項から解説していきます。

✔︎この記事の信憑性

Twitter:(@onestep_arai)/ Instagram(onestep.egao1213

マット運動は苦手意識がつきやすい

マットは子どもにとって苦手意識がつきやすい種目です。

なぜなら、

  • 真っ直ぐに回れない
  • 首が痛くなる
  • とにかく痛い

正直にいうと、結構ネガティブ要素が詰まっているんですよね。  

かくいう僕もサッカーしか興味がなかったので、マット運動に関しては小学校時代から上手くサボってました。

ただ大人になって感じていることは、 「マット運動もっと真剣に取り組んでおけば良かった‥」と心の底から後悔しています。

理由は、

自分の体を使いこなす能力が身につくからです。

もし今、自分の体を使いこなす能力が幼少時代に身についていたら、運動能力は飛躍的に伸びていたんだろうなと感じながら、子どもに日々、運動教えていて思います。

荒井先生

マット運動こそ、「1番運動能力が伸びやすい幼少期」に取り掛かるのがベストなんですよね。

マット運動で得られる効果

マット運動得られる効果について解説していきます。  

マット運動が好きになり得意になると、自分の体を使いこなす能力が身に付きます。  

自分の体を使いこなす能力は細分化していくと、下記の3つの効果に分けられます。 

  1. 平衡感覚を育む効果
  2. 柔軟性を育む効果
  3. 敏捷性を育む効果

 1つずつ解説していきます。  

①平衡感覚を育む効果

 マット運動で得られる効果の1つ目は、平衡感覚を育む効果になります。 

そもそも平衡感覚とは、

  • 体のバランスをとる
  • 眼球運動のコントロール
  • 集中力や学習意欲の安定

 このような働きがあります。

 また平衡感覚には、鈍感タイプと敏感タイプの2つに分かれています。 

 鈍感なタイプだと、 

  • 姿勢をまっすぐ維持できない
  • 板写が苦手
  • 視線が定まらない
  • 人の目を見て話せない
  • ブランコや回転系の遊具が大好き

敏感タイプだと、

  • 乗り物酔いしやすい
  • 文字の読み飛ばしが多い
  • 動く遊具が怖い、嫌い 
  • 警戒心が強く、集中を保てない 
  • 高い場所や不安定な場所を怖がる

平衡感覚はこのように2つに分かれていて、タイプ別に違ったつまずきが見られます。

ポポ

へー知らなかった!ちなみにこのつまづきは克服できるの?

荒井先生

もちろん!実は、身近な遊びで克服できるんですよ!

下記が身近な遊びの例となります。

  • 布団の上で片足バランス10秒(慣れてきたら目をつぶる)
  • 平均台のようなバランスが取りづらい場所に大人の手を借りて登る、歩く
  • 大人が両手で子どもを抱えて、横に大きく揺らす

鈍感な子は、大人から大きな刺激を入れることが大切です。

ここでいう大きな刺激とは、「大人が両手で子どもを抱えて、横に大きく揺らす」などが当てはまります。(大きく揺らすブランコのようなイメージです)

敏感な子は、小さい段の上から跳び下りたりすべり台のような安心して遊べる環境を作ってあげると少しずつ克服へ近づいていきます。

②柔軟性を育む効果

マット運動で得られる効果の2つ目は、柔軟性を育む効果になります。

歳をとってから柔軟性を身につけるのは、とても難しいです。

荒井先生

僕はここ数年、柔軟性の大切に気づいて、ストレッチしていますが体が硬すぎて困ってます。笑

柔軟性を身につけるには、子供の頃がとてもオススメです。  

とはいえ、子どもに大人がやるようなストレッチ方法を長々と教えたら子どもはどうでしょうか。

最初は意欲的に臨んでいても、途中から退屈に感じてしまう可能性は、非常に高いです。

なぜなら子どもは、常に変化を期待している(ワクワク感)からです。

それならばマット運動を通じて、多様な動きを織り交ぜながら、柔軟性を高めていった方が子どもにとってはメリット大きいんです。

ポポ

たしかに単純なストレッチをするより、どうせならマット運動の中で柔軟性は高めていきたいというのが本音だ!!

③敏捷性を育む効果

 マット運動で得られる効果の3つ目は、敏捷性を育む効果になります。

マット運動と聞くと、敏捷性要素ってあまりないのではないかと感じる方も多いと思います。 

ポポ

同じく、敏捷性要素ないと思ってた!

荒井先生

意外や意外、実は敏捷性要素がたくさん詰まっているんですよ! 

まず「敏捷性って何ですか?」という話ですよね。

敏捷性とは

現時点で行っている動きから、違う動きへ素早く正確に切り替えを行う能力

マット運動は連動した動きが多く、「次への動作」へ向かうための体勢を作ることが特徴的です。

例えば、開脚前転は前転の途中で両足を開きますよね。

この動作は簡単なようで難しく、起き上がる前に両足を開き、腰を浮かして姿勢をキープしなければいけません。

ポポ

あーたしかに!でも考えると一瞬で行わなければいけない動作がマット運動には多いね!

荒井先生

マット運動の多くは動きが遅いように見えて実は細かいスピード、いわゆる敏捷性が求められるんです!

なので、マット運動に楽しさを覚えれば覚えるほど、敏捷性が上がり、他のスポーツでも活躍できる可能性は上がるということです。

2、子どもはなぜマット運動を怖がるのか

子どもはなぜマット運動を怖がるのかについて解説していきます。

子どもがマット運動を怖がる大きな理由は1つです。 

痛み

これが理由です。

マット運動は、前や後ろ、側方に回転したり、倒立してバランスをとったりとします。

上手に出来てしまえば、なんの問題ないのですが、マット種目はどの技も一歩間違えば痛みを伴う運動です。 

例えば、

  • 後転で上手く手をつくことが出来ず、首の筋を痛めてしまった
  • 倒立前転で手の力がなくなり着地に失敗してしまった
  • 側転が上手くいかず腰から落ちてしまった  

このように痛い思いをしてしまうケースが多いのがマット運動でもあります。 

もともとマットに苦手意識が強い子がこのような体験をしてしまうと、チャレンジ意欲を失ってしまう可能性は非常に高いです。 

過去の僕がそうでした。

荒井先生

小学生時代に後転で勢いつけて回ろうとしたら手をつくことが出来ず、後頭部をぶつけてしまった経験がありました。。。

そこからは全くマット興味が湧かなくなり、「マット運動=痛い」と思うようになってしまいました…

キッカケは、子ども1人ひとり、それぞれです。

お子さんがマット運動に苦手意識を持っていたら痛い思い経験をしたからかもしれません。

まずはお子さんと話して苦手意識が芽生えた原因を一緒に探すことが大切です。  

3、苦手克服のための第一歩「えんぴつコロコロ」

苦手克服のための第一歩「えんぴつコロコロ」について解説します。 

「えんぴつコロコロ」は一見、簡単に見えますが実際にやってみると真っ直ぐに回ることがとても難しい種目です。

早速、えんぴつコロコロのやり方をお伝えします。

  1. 布団の上に横になり、腕を真っ直ぐ上げて指先をしっかり伸ばします
  2. 体を真っ直ぐに伸ばして両手を伸ばし、エンピツのように転がります。
※出典:小学校体育(運動領域)まるわかりハンドブック   

写真でも解説!

①両手を合わせて、体をまっすぐにします
②姿勢はそのままコロコロと転がっていきます。
③この時は目線は進む方向を見ながら進みます。
④ゴール時点までそのまま進みます。
ポポ

意外と簡単そうだけど‥

荒井先生

苦手な子ほど難しく感じます。

特にお腹の力がない子は、回ろうとしても回れないんですよ!

マット運動に苦手意識が強い子は、まず「えんぴつコロコロ」をやってみてください。 

自宅の布団でもOKですし、子どもの気持ちが乗ってきたら体操現場でも利用しているお手軽な「体操用マット」を用意するのもアリですね!

ここで楽しくなれば次に新しい技を教えてあげれば、面白いように子どもは意欲的にチャレンジしますよ。   

まとめ

今回は、子どもがマット運動が苦手で克服のために何から始めたらいいか分からない…といった悩みをお持ちの方に向けた内容でした。 

本記事のまとめです。

まずは「えんぴつコロコロ」を取り組んでみて、子どもの苦手意識を取り除いてあげましょう!

また苦手克服のためには、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。

まずはお子さんの話を聞いてあげて、悩みを1つ1つクリアしていけば必ず苦手意識は取れていきますよ。

荒井先生にご相談はコチラからどうぞ!

荒井先生は中学・高校の体育教諭免許を所持しながら教育機関に携わって10年以上、現在も運動を苦手とする子ども達に、

  • 個人レッスン
  • サッカースクール
  • 体操教室
  • 幼稚園・保育園での指導
  • イベント

これらを通じて日々、多くの子ども達と関わっています。

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